新型コロナウイルス感染予防対策といたしまして、講師体温を掲載させて頂いています。
2021年1月4日 36.2℃
いつも若干ふざけ気味なこのブログ。
今日は、ちょっと真面目に料理について書かせて頂きます。
「お?なんだ?」
と、思った方。
ありがとうございます。
ちょっと気づいちゃったんです。
粉ふきいもで!

小学校の調理実習で作った記憶のあるアレです。
粉ふきいもという料理は、
料理のノウハウを知るのに、
とても良い料理なんです。
は!?
と、思われた方に工程ごとに説明すると・・・
①じゃがいもの皮を剥き切る。
初心者さんは、まず慣れなくてはならない作業。
②かぶるくらいの水加減で煮る。
水加減や、水分量を見極める力がつく。
③水分を飛ばし、粉をふかせる。
調理後の形状変化を予測しながら調理する力がつく。
料理教室でも説明しているのですが、
料理は、水加減と火の入れ方で決まります。
②と③は、どの料理にも共通すると思います。
例えば、煮る工程はない「ハンバーグ」
加える水の問題ではなく、食材が持つ水分量がちがってきます。
解凍肉。生肉。合挽。牛肉100%。豚肉100%。
もっと言えば、スーパーで扱う仕入れ先のお肉でも差が出ます。
肉々しい挽き肉ならば、卵は大き目のものを選び、牛乳で調整。
逆に、脂が多めなら、小さめの卵にパン粉の量も調整。
火加減も、火が強すぎれば焦げるのはもちろん、酒やワインなどを加えれば一気に蒸発してアセる。
弱ければ、水分が出てきて、後々のソースの仕上げに苦労する。
こういうのが、レシピ通り作っても、
仕上がりの写真とは程遠い結果になる!
粉ふきいもは、水分が飛んで、粉がふいている状態が仕上がり。
じゃがいもに火が通ったか確認し、最後に水分を飛ばす作業はまさに水加減と火の入れ方!
最終状態を想像しながら料理することはとても大切で、それがないと迷走しだします。
料理の基本は粉ふきいも(笑)
小学校の調理実習の項目に入っていることだけの事はありました。
(昭和時代談。令和になって授業にあるのかは知らん・・・)
長くなってすみません・・・。
黒オリーブを入れた、大人の調理実習の始まりです★

時間:15分 材料(2人分) ・じゃがいも 3個(250g) ・黒オリーブ(スライスタイプ) 50g 調味料 ・塩 ひとつまみ ・ガーリックパウダー 少々
作り方 1. じゃがいもは皮を剥いて、一口大に切ったら水にとる。 2. 鍋にじゃがいもが被る程度の水と塩を入れて中火にかける。 3. 灰汁が出たら取り、じゃがいもに火が通るまで茹でる。 4. 水分を捨て、黒オリーブを入れて、鍋をゆすりながらじゃがいもの水分を飛ばし、粉をふかせる。 5. ガーリックパウダーを加えて混ぜたら完成。
ポイント じゃがいもの水分を飛ばす際は焦げないように注意します。

ホクっと仕上がったじゃがいもに、
黒オリーブの油分がジュワ❤

ワインに合います!
調理実習で習ったアレも大人になったものです(笑)
献立はこんな感じになりました。

・しいたけとオリーブのパスタ
・しいたけとしじみの酒蒸し
・しいたけと水菜のサラダ
・オリーブの粉ふきいも
しいたけ祭り(笑)
全て頂いた「愛情しいたけ」で作りました♪
レシピブログ×JA全農福島さんのコラボ企画

ワインのつまみにも、付け合わせにも良い、便利副菜。
料理の基礎が詰まってますヨ!
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